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物欲繋がりで思い出したけど、先日書いたむかしばなしに続きがあって
→親を恨んでいること
ようするに、サンタ(親)から欲しいものもらえなかったの未だに根に持ってる っちゅう話。
親がローンはやく返すために切り詰めた生活してて、それをうちは貧乏だと思い込んでいたけど全然そんなことなかった、子供の時間返せ! つう恨み言(笑)
その証拠に、子供のときはわからなかったけど、今考えるとかけるとこはかけてた、つう。
そのひとつが習い事などの費用。教育費ですね。
そこだけは周りに合わせるというか流されていたな・・・
そこで、件のおもちゃ「あむあむ」を手に入れられなかった私はとあるCMに目が留まった。
それが「進研ゼミ」。
たぶん今もおなじよーなシステムだと思うけど、
昔は、テストを赤ペン先生に提出して、その点数に応じたシールがもらえて、(金、銀、青だった気がする)シール集めるとプレゼントがもらえる っつう、
まあ講座の費用にプレゼント費も入ってるから高いんだろうけど、
その進研ゼミのCMに、(ま、よーするに物で釣ろうっつう)
たくさんシールを集めるとこんなプレゼントがもらえますよ~ って例に、
「あむあむ」の姉妹品である「おりひめ」があるではないか!
ちょうどその時、トヨタの創設者かなんかの伝記(漫画)を読んでて、
お母さんが機織り機で苦労しているのを見て、もっと楽に、自動の機織りができないか みたいなのがトヨタのはじまりみたいな?
その漫画の中の機織りがちょっと面白そうでやってみたくて、せっかくトヨタが楽に機織りできるようにしてくれたのに、時代を逆行してめんどくせー機織りをやりたいとは、子供ってわからんな。
あむあむは毛糸をセットするだけで楽に編み物ができるというおもちゃ。おりひめはダイアルを回して簡単に好きな模様が織れるというおもちゃだけど、一段一段もちろん自分で糸を通すのでしちめんどくさい(笑)おりひめは難易度めちゃ高いです。
さがしたらユーチューブにあったよ~!これこれ!
最後にあむあむも出てる!
あむあむ、これです。たまごのやつじゃないやつ。
おお!今でも欲しい(笑) 当時で5800円って 高え!
まあそんな「おりひめ」、進研ゼミやるともらえるの・・・?
これだ・・・!
ただ「おもちゃが欲しい」 だけだと買ってくれないけど、(もしくは自分で買えと言われる)
「お勉強したい」だと親は無下にはしないはずだ。
もーそっこう親に、
「進研ゼミやりたいやりたいいいいいいいいいい!!!!!ヽ(#`Д´)ノ」
親、公文も挫折した娘のいきなりの学習意欲に訝しがりつつ資料をとりよせて
「・・・高いよ進研ゼミ・・・」
と言ったけど、私の「周りがみんな頭よくてこのままだと学力に不安があるから、今のうちに出し抜きたい」というあさっての方向のプレゼンにより、
サボらずきちんと学習する というお約束をし、晴れて進研ゼミに入会した。
しかし、届いて内容をじっくり読んで心が折れかけた。
うーん、これだとおりひめをゲットするまでにシール貯まるまでだいぶかかるぞ・・・
とにかく、ガンガンシール貯めるしかない、ちゃっちゃとやってしまおう!
と、鼻先のにんじんよろしく、ごほうびのことだけを考えて赤ペン先生にテストを送った。
マジでこの時の私は頑張った。ごほうび制度が自分に合ってるとか知らんもんね。
しかし、目的はおりひめだが、副産物として進研ゼミにより成績が目に見えて上昇し、レベルの高い同級生(のちにみなさん慶だの早だの行く)との戦い、
相対評価5段階で5と4しかない通信簿を見て震えたね。(5は相手が相手なのでもちろんなかなかとれません。クラス40人で3人くらいか?)
余談だがこの時が私の学力のピークであろう(笑) ピーク早!(・∀・)
すごいなーと思ったのが、この時の担任の先生の洞察力。個人面談で、
この学力なら中学受験で戦えるレベルだけど、私立は体質に合わないだろうし、頑張りが長く続かない気がする、私立は入学して気が抜けて落ちこぼれるのが怖いのですすめない、みたいなこと暗に言われた。意欲的なの今だけでムラっ気あるよね的な(・∀・)
親は、成績があがったことでちょっと浮足立って、「私立のいいとこいけるかも」みたいに一瞬思ったらしいけど、先生の言葉で冷静になってた。
のちに先生の言葉は現実となる(笑) 無理して中受してなくて良かった・・・アブネー
さて、そんなこんなで長い時間をかけ、やっと件の「おりひめ」をゲットした日、
もう嬉しくて嬉しくて、謎の織物をたくさん作ったよね~(′∀`)
もう進研ゼミに用はない。
当たり前だ。やる理由なんてない(ヒドイ!)
しかし、赤ペン先生とのやり取りが面白かったので、(テストに赤ペン先生に悩み事でもなんでも、かける欄があって、返事がもらえる。一回限りの文通みたいな。たまにとても面白いこと書く先生がいた。たいてい毎回先生は違う。)
しばらく続けたが、やる気のなさが目に見えたし成績も上がったのでもーいーじゃん って、やめた。(笑)
親が私の目論見に気づいた頃には遅い。
私は晴れて
「ずる賢い」「悪知恵ばかり」「やればできるのにごほうびないとやらない子」
の称号を得た。
誰がそうしたってんだまったくヽ(#`Д´)ノ
ちなみにこれ未だに言われます。未だにっつうかまあ今でもそうだからなんだけど(☆゚∀゚)
だからこっちも貧乏サンタの話を未だに言ってやる!(笑)(゚皿゚メ)
またまた余談ですが、
赤ペン先生とのやりとりは楽しかったので、テストやらないで赤ペン先生と文通だけってできないのかなーと思ってて。
まあ当たり前だけど、当たり障りない、子供にとっていい言葉を書いてくれるのよね。
学校の先生でもない、親でもない、赤ペン先生らしさがあった。
友人の家に遊びに行ったとき、いつも開いてるドアが閉まってるときがあって、その時は閉まっているのが少しだけ開いてた。半開きみたいな。
友人のお母さんに挨拶しようと思って、そこにいるかと思って部屋をちょっとのぞいたら、テーブルの上にたくさんプリントが積まれてた。
友人がはっ!と気付き、
「・・・見ちゃった?(;・∀・)」と言うので
「え?わからん 何?プリントみたいのは見えたけど、見ちゃいけなかった?ごめんね」と言ったら、
「うちのお母さん赤ペン先生なんだよね」
とな!
・・・・
・・・・・・・( ・Д・)
夢から醒めた(笑)
赤ペン先生ってなんかこう、神様みたいな存在かと思ってたけど、
あんたのかーちゃんなんかい!しかもバイトらしい(笑)
確率はめちゃくちゃ低いだろうけど、まんがいち私の書いてた答案用紙かーちゃんに当たって見られてたら・・・
何書いたか忘れたけど、赤ペン先生への相談とか見られててかーちゃんが返信してたら・・・
(;・∀・)
うう!大人って嫌いだ!(笑)(`ε´)
もちろんその赤ペン先生の子孫は中受して私立に行ったよね。
今なにしてっかなー。